Heads-up Puzzle League #3 振り返り

Heads-up Puzzle League,通称HPLの第3回にHazakuraとして参加しました。参加したのはもう1か月以上前ですが、先日枝豆さんが実況解説付き動画をあげてくださったので、それに関連して軽く振り返りをしてみようかと思います。

なお、動画のネタバレが少々入るので、先に動画を見ることをお勧めします。

HPLの詳細と動画は以下の枝豆さんの一連のツイートからどうぞ。

 

 

ちなみに今回の目標は3勝です。#2では10敗してしまったので。

 
1戦目 A1.Fillomino  vs.Kota

動画では自分の解いてる場所が悪くてほぼ何も映っていないですが、勝ちました。

枝豆さんの解説通り、中央の「いずれにせよ」を見つけてそこから順当に理詰めしてった感じでした。途中中央の8とその右下の7のあたり(deuさんが消していた部分)で若干手が止まりましたが、スムーズに解けたのではないかと思います。Kotaとは10秒差くらいだったらしく、見直しの程度によっては提出負けしてたかもしれません。まず初戦のここで勝てたのは大きかったです。

余談ですが、理詰めで解くと見直しをあまりしなくてもよいので、見直しはあまりしないタイプです。

インタビューの声が小さいのはマジですみません。

 

2戦目 F1.LITS  vs.SP1

厳しい問題でした。負けました。

右上にLが2つ入って分断、という入口は見えましたが、右上だけ見てもパターンが多くてどうしよう、という感じでした。結局あまり手が動かず、その間にSP1さんに引かれてしまいました。

そもそも理詰めしづらいこの手のLITSは苦手(&LITS自体早くない)なので負けて仕方ないかな、と思わなくもないです。どうすればよかったんでしょうね……?「上のブロックの右側にLが入るとつながらなさそう」みたいな感覚が欲しい。

 

3戦目 E1.Skyscrapers  vs.fff

作者枝豆さんの予想を裏切り引き分けました。

Skyscrapersも苦手な方です。苦手を克服しようと海外の本を買って解いてみたりもしましたが、まだまだですね。

なかなか進まないので仮定をしてみましたが、なぜか仮定した両方のルートでハタンしてしまい、タイムアップしました。

fffは間違えたまま進めて大きくタイムロスしていたようなので、理詰め力があれば勝てていた勝負かもしれません。あるいは相手がミスしなければ普通に負けていたような気もします。Skyscrapersは頻出なので鍛えておくべきですね。

ちなみに自分も昔は最大数字の入らないマスに斜線を引いていたりしました(今はやっていない)。今回は7の入るエリアは早々に決まりますが、その後が大変でした。

あと動画内で「堅実」とか「初心者が見本にしやすい上級者」とかいろいろ褒めてもらえてうれしいですが、そのタイミングで解ききれなかったのはなんというかちょっと悲しい……

 

4戦目 C1.Diagonal Sudoku  vs.EctoPlasma

勝ちました。

Diagonal Sudokuはたまにえぐいチェインが仕込まれているのでちょっと怖かったですが、今回は普通に解ける問題だったので助かりました。

Diagonal Sudokuはとにかく対角線に注目して解くことにしているので、それが比較的うまくはまったのかなと思います。あとは3つ入る候補数字もちゃんと書いていたのが良かったかもです。

ちなみに最近は2マスの候補は境界線に書いたりします。そうじゃない時もありますが。

5戦目 Slitherlink  vs.panista

負けました。推定40秒~1分差。

だいぶ前にpanistaさんに「葉桜ニコリ系早くない?」と言われていたのもあって勝ちたいなーと思っていた勝負でしたが、ダメでした。途中まではいい勝負だったように見えるんですがね……

右上の小ループ禁を少し見落としてたのは一因かもしれないですが、それだけではないような気もします。手が止まってしまうのを減らしたい。

インタビューによるとpanistaさんはこの手のSlitherlinkが苦手らしいですが……マジか。

 

抜け番 G1.Numberlink

手元に自分が解いた時の紙がないので時間が分からないですが、1分台前半だったかと思います。特に引っかかることもなく解いた記憶があります。

 

6戦目 B1.Coral  vs.deu

Coralは苦手です。負けました。

2列同時に見る、みたいな自分の苦手とするパターンがなかったのは救いでしたが、終盤で詰まりました。先読みを要する問題が苦手……?

 

というわけで前半終わって2勝3敗1分け。あと1勝すれば目標達成です。

 

7戦目 A2.Kakuro  vs.Kota

非常にもったいない負け。

最初は全然決まらないなーと思って盤面を眺めていましたが、始まって少し後に実はちゃんと計算してました。後半動画の5:50~6:20のあたりで用紙に「→249」「↓236」というメモをしていたんですが、差が16じゃないのでスルーしてしまいました。反省。

計算した後作意通りに進めていたところで勝てていたかは若干怪しいですが、Kakuroは得意な方だっただけに悔しい負けでした。

 

8戦目 F2.Minesweeper  vs.SP1

若干想定外の勝ちでした。

大域手筋には終始気づきませんでした。最初はなんとか理詰めを探していましたが、進まなかったので、少しして仮定に切り替えました。インタビューでも少しふれられてましたが、二段以上の仮定は泥沼になりそうなので一段仮定に抑えました。一度は左上で勘違いして仮定を誤りましたが、なんとか勝てたという感じです。

途中でSP1さんが全消ししたらしい雰囲気だったので、「まだチャンスがあるかも」と思って仮定を続けていたのが良かったです。

それにしても「穏当な仮定」という言葉がちょっと面白い。

 

9戦目 E2.Ying Yang  vs.fff

負けました。

Coral同様、詰まった時に弱い。二段仮定しない人なので、すぐにつぶれない仮定が苦手なんですね。外周の切れ目の定理を忘れていたのが大きな敗因だった気がします。それだけでもないような気がしますが。

ちなみに黒丸を律儀に書いていくのはさすがに手間だったので途中から塗りました。

 

10戦目 C2.Castle Wall  vs.EctoPlasma

引き分け。無理。

めくった時点で無理そうだなと思っていましたが、これはどうするのが正解だったんでしょうか……?仮定するにもとっかかりが見えなかったので、何も進まなかったです。動画を見た後理詰めで解き直しましたが、10分では終わらなかった気もします。まあ負けがつかなかったので良かったんですかね。

 

11戦目 D2.Hundred  vs.panista

勝ち。やったー。

縦との兼ね合いで中段左右の9が両方1の位になって、中央が12になって、そのあと中列の2択を引きました。

誕生日云々の話は本番の問題では気づけなかった(というかちゃんと知らなかった)ですが、例題の数字はよく見ると知ってる誕生日でした。

枝豆「早いけどdeuさんほどではないかな」←面白い。

 

抜け番 G2.Statue Park

これも手元にタイムがないですが、勝者のタイムよりは明らかに遅かったです。確か5分台くらい。

Statue Parkは苦手というわけではなく、割と理詰めで解けるものだと思ってはいますが、別に早くもないです。ちなみに自分はリストを消していく派です。

 

12戦目 B2.Araf  vs.deu

勝ちました。Fastestうれしい。

先に戦っていた2人が引き分けてたのでどうなることかと思いましたが、Fillomino同様順当に作意をたどれたようなので良かったです。左下をスタートにして、どの数字がペアになるか、というのをメインに考えて進めていった感じでした。穏当な問題でした。

それにしても思いのほかdeuさんと差がついていたんだな、というのが動画を見た率直な感想です。作意をたどれれば結構早いのかもしれない?

 

終結果は5勝5敗2分けでした。まさかイーブンで終わるとは。

対人成績を見ると、fff以外の5人に1勝ずつで、特に相性というものはなさそうに見えます。

こうして振り返り記事を書いてみると、いろいろ反省点が見えたりして勉強になりました。

次回のHPLは自分の作った問題で開催されます。動画が上がったらぜひ見てください!